暗い井戸
- 4.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:188件
糸満市を通る県道250号線を南下すると、真栄平バス亭を過ぎた少し先に“真栄平ストアー”があります。そのすぐそばの脇道を右手に道なりに進み、“宇江城バス停”を過ぎた先に「クラガー 山雨の塔」があります。
クラガーは“暗い井戸”という意味で、もともと住民が水汲み場として利用していたこの場所を第24師団が陣地として利用したところです。このあたり一帯は日本軍最後の抵抗拠点の一つで、師団長の雨宮中将は、摩文仁の軍司令部が崩壊した後もここで指揮にあたり6月30日ついに自決し、軍旗の奉焼も行われたそうです。
クラガー壕の上には山部隊と雨宮中将の名をとって山雨の塔が建てられ、500柱が合祀されています。
クラガーの入り口はきれいに整備されていて、少しだけなら壕内に入ることができそうでしたが、部外者が安易に入るべきではないと思い、豪口から御霊安かれとお祈り申し上げました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2016/04/21
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