ブッダゆかりの“聖なる菩提樹”の分け樹が植えられています
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:188件
国道331号線のひめゆりの塔から300mほど東に進み、県道223号線に入って1?ほど行くと米須霊域があります。その米須霊域への入り口道路沿いに「沖縄菩提樹苑」があります。
第二次世界大戦で亡くなったすべての戦没者の慰霊のため、ブッダ(釈迦)がその下で悟りをひらいたと言われるブッダゆかりの“聖なる菩提樹”の分け樹が植えられています。
“聖なる菩提樹”の分け樹がインド国外に植樹されるのは紀元前3世紀以来という極めてまれな事だそうです。
菩提樹を囲むように塀があり、鍵がかかっていて、隙間やガラス越しにしか見ることができませんが、大きく育っている様子は外からでもうかがうことができました。
ダライ・ラマ14世もここを訪れたそうで、法王が植樹された娑羅双樹や法王の足型、メッセージなどを見ることができました。
付近一帯は戦跡が集中するところで、沖縄県で最初に建立された慰霊碑である“魂魄の塔”や十余りの“県の慰霊塔”、“有川中将以下将兵自決の壕の碑”などがあります。観光気分で訪れるようなところではありませんが、先の大戦で戦火に散り、犠牲になられたたくさんの人々の御霊のもとに今の平和が築かれていることを感謝し参拝させて頂きました。なお、霊域には駐車場やトイレが整備されています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2016/04/11
いいね!:2票
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