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沖縄菩提樹苑

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ブッダ所縁の〝聖なる菩提樹〟が植えられています。

  • 5.0
  • 旅行時期:2016/06(約10年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

糸満・ひめゆり クチコミ:207件

魂魄之塔斜め向かいに小さなハウスが立っています。その沖縄菩提樹苑にはブッダが悟りを開いたとされる〝聖なる菩提樹〟の〝分け木〟が植えられていますが、この〝聖なる菩提樹の分け木〟は紀元前3世紀にアショカ王の皇女であったサンガミッタによってブッダガヤからセイロン(スリランカ)に持ち出された以降なかったそうですが、沖縄戦戦没者の御霊を慰めるためという目的と、史上稀にみる地上戦が行われ、多くの犠牲者を出した沖縄戦の特徴と趣旨を理解したインドの高僧〝カワハッテェ・シリ・スメダ尊師〟およびインド大菩提協会サラナトセンターの許可を受け、平成17(2005)年に3本の分け木が沖縄へとやってきました。

その後ブッダの誕生に纏わる〝無憂樹〟と涅槃に纏わる〝沙羅双樹〟をブッダ涅槃の地クシナガラで取得し、更に平成19(2007)年5月には同じ沖縄の海洋博記念公園管理財団から別に無憂樹の分け木の寄贈を受けました。

沙羅双樹の木は本土の露地栽培では育たないとされていたこともあり、ある程度成長してから植樹されました。またダライ・ラマ14世が来沖縄されたときにも立ち寄られたことから〝ダライ・ラマ14世来沖縄記念館〟とも呼ばれるそうですが、開館している時が非常に稀のようです。ゆえにあいにく慰霊の日翌日の夕方の来訪では館内に入ることはできませんでしたが、6月23日の慰霊の日には、平和行進を含めた〝休憩所〟として開放されているとのことを知り、来年の慰霊の日の目的地がひとつ決定しました(笑)。



宗教施設とされているものもあり、毛嫌いされる方もいらっしゃるかとは思いますが、その宗教概念を超えた建立目的がある場所です。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
魂魄之塔斜め向かい。
人混みの少なさ:
5.0
平日の夕方には誰もおられませんでした。
バリアフリー:
5.0
入口までには段差はありません。
見ごたえ:
5.0
扉越しでもなかなかです。

クチコミ投稿日:2016/07/11

いいね!:11

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