立待岬

自然･景勝地

冬の海峡を眺める：函館（立待岬）

4.0
旅行時期：2015/12（約8年前）

by JGC_SFCさん（男性）

函館クチコミ：2件

一年の締め括り“冬の函館”旅行、２０１５／１２／１９にＪＡＬで函館入り♪

翌２０日、過去時間の巡り合わせが悪く、行ってなかった“立待岬”を訪れる！
電停『十字街』から『谷地頭』行きのトラムで終点まで１０分ほど。
ここには、立ち寄り湯もあるが、今回は我慢（笑）

立待岬への案内板に沿って歩くが、その途中にも見所がある。
『石川啄木一族の墓』は、湾の向うの函館の街並みを見つめる様に建っている！
そこから１０分ほどで『立待岬』♪
冬にここを訪れる人は少ない。売店は閉っていて、駐車場に車は一台もいない！
訪れた２０１５年１２月２０日はそれほどの寒さは感じないが、北の海だ！
与謝野晶子、菊池寛の句碑がある。句碑と冬の海、胸が詰まる思いがする。

この日の津軽海峡は、比較的穏やか。それでも海の色に北国の冬を感じる。風が
出ると、白い波頭が走る。
連絡船での船旅から、青函トンネルを抜け、新幹線へ・・・そんな事を思いつつ
眺めていると、曇り空の切れ間から筋の様に陽が刺した。

冬の、立待岬・・・良い場所である。僕らの他にはほんの数人。
韓国人の若者、４人グループである。狭い坂道ですれ違った時に・・・
『お先にどうぞ・・・、あっ、Go ahead please !!』に、
『Thank you very much』と笑顔で答えてくれた彼等は、感慨深げに、
じっと海を見つめている。
礼儀正しい若者達だった。こんな一瞬の出会いも旅先ならでは♪