有料だけどおすすめのビュースポット

3.5
旅行時期：2015/12（約10年前）

函館クチコミ：219件

函館駅から300ｍほどの海上に今も旧国鉄青函連絡船、摩周丸が停泊しています。
全てではありませんが、中は公開されていて、資料館になっています。
有料￥500円ですが、JAF会員割引があったり、市電・バスの1日・2日乗車券を提示すると￥450円になったりします。
冬期に訪れたところ、甲板は凍って危険なのか閉鎖され、内部のみの公開だったので、相対的に夏期の方がお得かもしれません。
辺りからの函館山の眺めは美しく、高い場所から眺められる摩周丸はおすすめのビュースポットです。
特に、椅子やテーブルを備えたサロンから眺めるのが良いです。
飲み物など簡単なものしかありませんが、喫茶コーナーも備えています。
また、当時の船員の制服の試着コーナーもあるので、せめて船員帽を被って函館山と記念撮影をするとよいですが、船内からだと逆光になってしまう場合があります（特に午後）。
ほか、入口のところでは、青函連絡船や市電、バス、そして何故か横須賀の戦艦三笠のラッパや砲撃の音が轟く模型などを販売していたので、小さな子供や乗り物ファンの方は喜ばれるのではないでしょうか。
船内には開拓使から青函連絡船、そして米軍の攻撃や洞爺丸台風の事故など、パネルで説明されているほか、摩周丸以外にも、聞いたことのない比羅夫丸や他の青函連絡船の模型が飾られていました。
一部に客席が残されており、30年前に初めて青函連絡船を使って北海道を訪れた時が懐かしく思い出されました。