隠れた名所、布引観音
- 4.5
- 旅行時期:2015/11(約10年前)
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by SHU2さん(男性)
小諸・御代田 クチコミ:2件
釈尊寺は、小諸市にある天台宗の寺で、布引観音とも呼ばれています。
「牛にひかれて善光寺参り」の言葉はよく耳にしますが、その意味は知っていましたか?
昔、強欲で意地悪な老婆が千曲川で布をさらしていると、牛に化身した観音様がその布を角にかけて善光寺に連れていき改悛させたという話です。また、他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえを牛にひかれて善光寺参りというようになったようです。なお牛に化身した観音様は、断崖絶壁にかかる観音堂(重文)に安置されています。
場所は、小諸ICや小諸駅から車で約10分で到着しますが、道路沿いにはお寺の建物がないため注意しないと通り過ぎてしまいます。
お寺は駐車場から登りますが、最初はなだらかな階段で、直ぐに少し急の階段になります。参道を登る途中には滝や牛馬の形をした岩や小さな滝、善光寺とつながっていると言われている洞窟など、いろいろ見所がありますので、ゆっくりと上って下さい。なお、登っていく途中にいろいろな説明の看板があり、そこに書いてある番号の6付近が約半分です。そこからは少し楽になります。
ほぼ頂上である寺務所まであと約2分の所に、古い山門(仁王門)が見えてきます。この山門の真上にそびえたつ崖に観音堂があるのですが、初めての人はほとんど気づかず登っていきます。
早い人で10分、のんびり登ってきても15分で、寺務所へ着きます。その寺務所の右側を見ると、そびえたつ崖に観音堂が見えます。ここからの観音堂が一番綺麗に見えると思います。たぶん清水寺を思い浮かべる人が多いと思います。
そして寺務所の前を通って、岸壁をくり抜いた洞窟を抜けると観音堂となります。観音堂の舞台からの景色はなかなかのもので、若干ですが小諸市街も望めます。紅葉のシ−ズンなら最高と思われます(残念ながら今回は少し遅かったようです)。
はじめは少しきついので、参拝は止めようかと思う人もいると思いますが、ちょっとだけ頑張って下さい、良い思い出となりますよ。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/12/01
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