発電と船舶運航・飲料水~琵琶湖疏水~
- 5.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
大津 クチコミ:111件
昔むかしの滋賀の小学生は言っていました。「京都の水は俺らがくれてやっているんや」と(笑)。今なら間違いなく相手にもされない言動だとはわかっていますが、逆に小学生でも知っている位滋賀県ではメジャーだった近代史跡、それが琵琶湖疏水でした。幕末の動乱で焼け野原になってしまった京都に、追い打ちをかけた東京遷都。1,000年の都に活気を取り戻すべく灌漑、上水道、水運、水車の動力を目的とした琵琶湖疏水は計画されました。大津から京都への交通の便が悪かったこともあり、水上交通としての役割は完成後十数年は非常に好調だったとされています。しかし陸路のインフラ構築が進むにしたがって利用客は減少、完成後45年で貨客の扱いがなくなる羽目になります。戦時中一時は復活するところもあったものの昭和26年に最後の砂利を運搬して運航を終了しました。
水路としては今なお健在で山科や東山区の浄水場では、この疏水由来の水から飲用水を作っています。また京都御所や東本願寺の防火用水も同じく疏水に起因する水を利用して現在に至っています。
某市長がこの?琵琶湖疏水渡船?を復活させようと言い張っていました。興味はあるもののどう考えても大津に?観光名所?を作りたい、その賤しい気持ちになんとなく賛成できなかった記憶があります。試験運行をやった際に、応募が募集をかなり上回り、関心の高さを言われていた時期もありました。しかし結局は?観光?というカテゴリーから抜けられない?損得勘定?が付き纏い、結果採算合わずということでそれっきり・・・となっています。
例え船舶運航がなくても桜の時期には水面に映る姿を目当てに多くの人がやってきます。少数の観光客を優遇するのではなく、多くの人にわけ隔てなく接することこそが観光都市にふさわしいのではないでしょうか・・・、そう思えてなりません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 三井寺駅から歩いてすぐ。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 小学生の下校時期と重なりました(笑)。
- バリアフリー:
- 5.0
- 見る分であれば段差はありません。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 見ているだけでも重みを感じます。
クチコミ投稿日:2015/11/22
いいね!:8票
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