恐竜と地獄。蝙蝠飛び交う摩訶不思議な地底探検

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旅行時期：2015/09（約10年前）

高野山周辺クチコミ：7件

小原恐竜ランドは不思議なテーマパーク（？）です。駐車場にはどでかいブラキオザウルスが居座っていて、入り口はひなびたジェラシックパーク風。入場料を払ってヘルメットをかぶり向かうのは地底探検。ここは昭和37年まで鉱山として使われていた坑道を作り変えたとのことですが、ほんとにやばそうな洞窟です。そんな中に恐竜のレプリカが待ち構えていてギャーギャー鳴き声が聞こえ、そして妖しく光る。地面はちょっとぬかるんでいます。これはリアルで不気味です。八ツ墓村の探検隊のように段差のある坑道を進むのはまさにきもだめし状態。子供たちが一番怖がったのは時々飛び交う「こうもり」…これは本物です。私も生きて飛び回るこうもりなんてはじめて見ました。血を吸われないか恐怖です。しばらく歩くと、急にテイストが変わって光るトンネルや光る石（蛍光鉱物）の展示となる。これはこれで綺麗なので子供たちもほっとして写真を撮っていると、次に出て来たのは鬼や閻魔大王が登場する地獄絵図の世界…。釜茹で、火あぶり、串刺し、舌抜き…これはいったい何なんでしょう！！最後にちょこっと極楽も出てきたけど、恐竜はどこかに行ってしまって出口到着。恐竜から閻魔大王にいきなり飛ぶのはどうしてなの？ここはいったい何が言いたい施設なの？などと疑問はつきませんが、おどろおどろしく摩訶不思議なひと時を体験できました。それが良かったのか悪かったのか…。それにしても思うのはここまでの遠さ、辺鄙さと入場料の高さですね。