だれが、特攻を考え、制度として作り上げ、自分は安全な所にいながら、多くの国民をだまし、死に追いやったのか、明らかにしないと意味がありません。

5.0
旅行時期：2015/09（約10年前）

by かめさん（非公開）

知覧・南さつま・日置クチコミ：4件

だれが、特攻を考え、制度として作り上げ、自分は安全な所にいながら、多くの国民をだまし、死に追いやったのか、明らかにしないと意味がありません。
特攻で死んでいった人達は、米軍に殺されたのではなく、同じ日本人である日本軍に殺されたのです。
多くの国民を死に追いやる特攻に荷担しながら、うまく逃げ隠れ、あるいは、アメリカに取り入ることによって、責任を逃れ、不正蓄財し、今も生きながらえている者がたくさんいるのです。
ここの展示には、肝心のそういう視点がほとんどと言っていいほどありません。
あるいは、悲惨さで、目をくらませ、そういう多くの日本人を殺した戦争犯罪人の責任を消し去ってしまうための施設となっているのかもしれません。
本土決戦の為の時間かせぎに必要だったという話もありますが、これも、まやかしです。かせがれた時間は、一体何に使われたのでしょうか。国民の命と財産を守るために使われたのではありません。軍部と政治家が、自分達だけが安全に逃げ隠れるための時間、自分達が不正蓄財した財産を隠蔽するための時間が必要だったのです。