11月8日まで夷酋列像展
- 4.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
厚別・豊平・真駒内 クチコミ:281件
2015年9月5日~11月8日まで2階の特別展示室で夷酋列像の特別展をやっています。
江戸時代に松前藩家老で画人の蠣崎波響が、クナシリ・メナシの戦いで功のあったとされる12人のアイヌの有力者を描いたものです。
江戸時代に京都などでも有名になったとのことですが、現代でもその独特な風俗に興味がそそられる絵です。
解説を読むと、どうしてこのような風貌に描かれたのかが分かり、一方で故事や流派にとらわれない本当の彼らの姿はどうだったのかなという気もしますが、おおよそ当時の和人がアイヌに対し抱くイメージやメッセージの詰まった絵でもあるので、それを感じたり、読み取ったりしてみるのもおもしろいです。
展示は夷酋列像と多くの人によるその複写などから成りますが、関連する展示もあり、中には「これがイタリア人???」という当時の日本人が描いた外国人の風俗を著した絵もあります。
一見の価値はある展覧会ですが、休日に訪れたところ、博物館の窓口には長蛇の列ができていました。
博物館の通常の総合展示と特別展示の入場券販売所が同じためです。
前売りや、コンビニまたはチケットセンターの外売り券を既に持っている場合は、長蛇の列に並ばずに2階の特別展受付に直接向かうことができるので、特に混みそうな日はあらかじめチケットを入手してから訪れるとよいです。
シルバーウイーク中は、2階受付も混んでしまい、出てきた時には入場規制までしていました。
博物館にはレストランはありませんが、1階玄関に喫茶コーナーがあり、ドーナッツやコーヒーなどの軽食をいただくことができます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- シルバーウィーク中
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
クチコミ投稿日:2015/09/26
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