「氷川丸」は、山下公園のシンボルでが、戦前、戦中、戦後を生き延びた数奇な運命をたどっています。
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- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by 元カニ族さん(男性)
横浜 クチコミ:27件
山下公園に係留されている「氷川丸」は、山下公園のシンボルでが、戦前、戦中、戦後を生き延びた数奇な運命をたどっています。
氷川丸は、日本郵船が1930年(昭和5年)に竣工させた12,000トン級の北米航路の貨客船です。戦争中は捕虜交換船、病院船に徴用され、戦後は引揚船として使われた後、北米航路に復帰しました。しかし老朽化のため1960年退役しました。退役後、スクラップにされる予定でしたが、市や市民の保存を望む声によって山下公園に係留され保管されることになりました。係留後の所有は氷川丸マリンタワー株式会社になっていましたが、入場者数の減少のため、船体を日本郵船に譲渡し、2008年4月25日から日本郵船より一般公開が再開されました。
船齢は今年85歳です。その数奇な運命は、即ち日本の海運の歴史でもあります。
なお、船名は埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)の氷川神社に由来するもので、ブリッジの神棚には氷川神社の祭神が祀られています。
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- 利用した際の同行者:
- その他
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- 4.0
- 人混みの少なさ:
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- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/09/20
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