富良野までの憧れの列車旅

4.5
旅行時期：2015/08（約10年前）

富良野クチコミ：97件

毎年、夏季に臨時列車として札幌と富良野の間を運行しています。
2015年は6月6日～8月30日の土日祝日運行ですが、7月～8月半ばは毎日運行しています。
9月以降の土日祝も引き続きフラノ紅葉エクスプレスとして10月中旬まで同車両は運行されます。
ハイデッカーのクリスタルレインボー車両で、富良野に行くのに憧れの車両です。
指定席で乗るには予約が必要なのかと思っていましたが、自由席車両が2両あり、自由席特急券があれば乗ることができます。
札幌から滝川までならSキップなども利用できますが、富良野まで行くならふらの・びえいフリーきっぷも使えます。
JR北海道のWebサイトのふらの・びえいフリーきっぷの解説に、フリー区間内は別に特急券が必要と書かれていますが、駅員に聞いたところ札幌から乗って、富良野まで下車しなければこの切符で乗っても大丈夫なのだそうです。
7月、特にラベンダーの頃は、富良野へ行く普通列車も混んでいるのですから、ましてや特急は満員で、予めホームで並んでいないと座れません。
ところが一転、ラベンダーも咲き終わった8月の終わりでは、まだ（本州では）夏休みだというのにガラガラです。
ラウンジと一部座席を占領している中国人観光客が目立ちました。
そのため、車内アナウンスも日・英・中で行われますが、中国語でもラウンジ席の譲り合いをアナウンスしてほしいものです。
列車は、札幌を出ると岩見沢、滝川、芦別、富良野と停車していきますが、各停車駅ではその街の簡単な概況のアナウンスも入ります。
滝里トンネルと島ノ下トンネルの短い切れ目など、ちょっとした車窓の見所も教えてくれました。
先頭車両のパノラマビューは素晴らしいですが、その他の車両でも視点の高いハイデッカー、そして天井窓から空が見えて爽快です。
晴れた日は明るい日差しが車内に差し込み、高い視点と相まって爽快な列車旅を楽しむことができました。