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SL人吉

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百年の時を超えて、渓谷に汽笛が響き渡る

  • 5.0
  • 旅行時期:2015/07(約10年前)
よっちゃんさん

by よっちゃんさん(男性)

熊本市 クチコミ:20件

鉄道ファンにとってあこがれの大正11年生まれのSL8620型蒸気機関車が牽引するSL人吉号は、なかなか乗車券が手に入らないいつも満席である。
特に夏休みの間は連日満席が続いている。私は早めに予約していたので、7月30日、横浜に住む孫二人と一緒に南九州の霧島のんびり切符と組み合わせて出かけた。
肥薩線は車がなかった若い時によく利用した。トンネルが23個もありそのたびに窓を閉めなければならない。窓を閉めても顔はすすで汚れてしまうのである。

SL人吉号は3号車まであり、ビュッフェ、SL文庫などがあり、クーラーも聞いて室内も豪華になり、1号車と3号車には展望車まで付いているので快適である。見なれた沿線の風景も以前とはずいぶん違って見えたが、清流球磨川だけは変わらない美しさであった。

9時45分熊本駅(高架になって6番ホームからスタート)を出発し、鹿児島本線の沿線は水田やイ草がひろがる変わらぬ風景である。新幹線の新八代駅に停車、八代駅ではホームに降りて記念撮影もできる。肥薩線のゼロ起点となる駅である。

ここから球磨川に沿って坂本駅、白石駅(107歳の駅舎がある)、一勝地駅(ここでは10分間停車するので必勝お守りなどを買うことができる)。そして渡駅、12時31分予定通り人吉駅に到着する。
駅前では観光客をもてなす人々がいてからくり時計の説明などもしてくれる。また、すぐ近くに鉄道ミュージアムが開館して子どもたちなどに人気がある。

施設の満足度

5.0

コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
3.0
バリアフリー:
4.0
乗り場へのアクセス:
4.0
車窓:
4.0

クチコミ投稿日:2015/08/18

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