三階の望楼がある江戸末期建築の大庄屋の屋敷
- 3.5
- 旅行時期:2015/08(約9年前)
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by あぽろにすたさん(男性)
和歌山市 クチコミ:1件
旧中筋家住宅は、江戸時代末期に建てられたこのあたりの大庄屋の屋敷で、国の重要文化財に指定されています。
建物はとても堂々とした造り。私は真夏の午後にお邪魔しましたが、窓を開け放していれば、涼しい風が入ってきて、暑さもあまり気になりませんでした。
特筆すべきは農家でありながら、三階の望楼を備えていることです。残念ながら三階に登ることはできませんでしたが、春と秋には公開日があるそうです。
また、屋敷の横を通る熊野古道に面したところには、木製の涼み台(テラス)が設けられていたり、北側には「御成門」が設けられていたり、立派な庭園があるなど、さすが大庄屋の家だなと感心しました。
アクセスは和歌山駅からだとJR和歌山線の千旦(せんだ)駅か、布施屋(ほしや)駅から歩いて30分ほどかかりますから、ちょっと不便な場所です。無料の駐車場があるので、車で行くのがいいと思います。
公開は3月から11月までの間の土、日、祝日のみ。冬の間は寒くて閉館しているのだそうです。
歴史好きの人にとっては、江戸時代の暮らしを垣間見ることができてとてもいい場所です。今度は三階の望楼にも登ってみたいと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/08/11
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