天然の鍾乳洞を元に作られた壕で、別名をシーガーアブといいます。
- 5.0
- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:207件
?魂魄之塔?を取り巻くように建つ?慰霊碑群?からは少し外れた場所にあり、小さな広場に?有川中将以下将兵自決の壕?と書かれた石碑が建立されています。昭和20年6月30日、独立歩兵第64旅団長有川主一(ありかわもりかず)少将(戦死:中将に昇進)が配下将兵数名と自決をされた場所である?壕?が碑の脇にあります。自決をされた数日後に捕虜となった日本軍兵士を伴っての米軍の?査察?が入り、有川旅団長の遺体を確認した上で?掃討作戦?の終了を宣言したとされています。
?ドリーネ?と呼ばれる縦穴を伴った天然の鍾乳洞に横穴を掘って?急造の壕?を作ったもののようですが、上から見た限りではそのままの状態で残っているように見えました。手すりはあるものの降りて行くことはできるようにも見えましたが、やはり外部の人間が踏み込むところではないと思い自重しました。ただ残念ながら他の史跡同様?ゴミ?の投棄が多々見受けられることは遠目からでも確認できました。負の遺産でのひとつではありますが、それを後世に伝えていくことの必要性を改めて感じました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 魂魄之塔から歩いてすぐです。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 追悼式の翌日は誰もいませんでした。
- バリアフリー:
- 3.0
- 段差はありませんが、高低差は若干あります。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 70年前をうかがうことが出来ます。
クチコミ投稿日:2015/07/02
いいね!:10票
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