石狩川最下流の三日月湖
- 3.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
石狩・当別・厚田 クチコミ:100件
“ばらと”川と読みます。
日本で3番目の長さを誇る石狩川の最下流にある三日月湖です。
冬はワカサギ釣り、夏はボートの練習場として札幌では知られています。
ただ、アクティビティーに興じなくても、手軽に眺めるだけでも楽しめます。
川幅(水面幅)200~300mのとても広大な眺めです。
石狩川の本流と比べて、とても穏やかで、たまに水鳥がプカプカ浮いているなど、眺めているとのんびりした気分になります。
札幌中心部から創成川通りなどを使って石狩市方面へ向かうと、だいたいの場合、茨戸川を渡ります。
道をそれてゆっくり眺めてもよいですが、オロロンライン(国道231号線)沿いにある佐藤水産の2階の食堂や展望等からだと、室内からゆっくり眺めることができます。
佐藤水産の2階のレストランでは、各種海鮮丼が食べられますが、立ち寄るだけでも名物のジャンボおむすびや塩ソフトなどがいただくことができ、1階の加工品売り場では質の良い海産物が入手できます。
石狩川は、洪水の抑制や交通の利便性を図るため、流路の直線化やショートカットが行われ、あちこちに三日月湖ができています。
開拓当初、開拓使による札幌本府が置かれても、江戸時代から船場として栄えた石狩川河口から上流部へ水運が行われていました。
1880年、小樽から幌内まで日本で3番目に早く鉄道が開通しても、旭川までは1898年までかかりました。
道路は1886年に旭川まで達したようですが、草木を刈った程度で、湿地帯もある通りにくい道だったようです。
そんな中、船で石狩川を進むと、茨戸川のように蛇行した流路では、上流まで相当時間がかかったと思います。
1931年に現在の石狩川の流路が開削され、茨戸川は三日月湖となりました。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 2.5
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/06/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する