“遠見台”としての役割にふさわしい眺望
- 4.0
- 旅行時期:2015/05(約9年前)
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by はまちゃんさん(男性)
美ら海・本部・今帰仁 クチコミ:64件
古宇利島の中心で一番高いところにあります。異国の船が来ると首里城へ知らせるために、ノロシをあげてリレー方式で伝達していた場所の跡です。
場所が少し判りにくかったです。古宇利島に渡って少し進み交差点を右折し、道なりに緩やかな坂を上って行くと、ところどころに小さな案内板があるのでそれに従って何とかたどり着くことが出来ました。周辺一帯はアマジャフバル農村公園として整備されていて、駐車場もありました。
遠見番所跡は少し小高いところに階段が設けられていて、東シナ海を望み、まさに“遠見台”としての役割にふさわしい眺望が得られる場所になっていました。
良く手入れされた農村公園ですが、訪れる人はいなくて静かに散策することが出来ました。古宇利島を訪れて、天気がよければ、是非、遠見番所跡に上って見て下さい。
現地にあった石碑に記載されている説明文を参考までに示します。
【古宇利島の遠見番所跡】
『琉球における遠見番所の設置は1644年にさかのぼる。「元禄国絵図」(18世紀)の古宇利島に「異国船遠見番所」と記されている。唐船や異国船がくると烽火をあげて首里王府へ知らせる通信網である。沖縄本島では御冠船や帰唐船の場合、一隻の時一炬(煙)、二隻の時二炬(煙)、異国船の場合は三炬(煙)が焚かれたという。古宇利島の遠見番所は伊是名島と国頭村伊地から受け、具志堅の大嶺原、伊江島の遠見番所に伝達する役目を担っていた。』
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/06/06
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