「国家安康」「君臣豊楽」
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- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by bluejaysさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:8件
方広寺は1595年、豊臣秀吉が建立した。東大寺の大仏より大きい18メートルの大仏があったが、1596年の地震で倒壊した。
豊臣秀頼は大仏の再建を目指したが、1602年失火により焼失した。秀頼は1608年に再び大仏を再建したが、大仏殿の梵鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘文が「豊臣を君主とし、家康を分断すれば国は安らか」であるという意図があると、家康が難癖をつけた。銘文を考案した文英清韓は、意図的な撰文(アナグラム)であると述べたが、諱を使用したのは軽率だった。
方広寺は1798年に落雷による火災で焼失し、その後は同規模のものは再建されなかった。
方広寺の鐘は重要文化財に指定されており、東大寺・知恩院のものと合わせ日本三大名鐘とされている。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/30
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