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幸福の谷 ハッピーバレー

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静かにそっと歩いて明治の軽井沢を感じましょう

  • 5.0
  • 旅行時期:2015/05(約11年前)
yayokiさん

by yayokiさん(女性)

軽井沢 クチコミ:34件

私が軽井沢で2番目に好きな所。
明治の昔、万平ホテルの裏にある、外国人宣教者たちがハッピー バレーと名づけた道です。
軽井沢の観光ポスターの写真によく出てくる道ですが、いつもひっそり。誰もいません。
万平ホテル正面向かって左の方ですが、分かりづらいので、ホテルの人に聞くと教えてもらえます

石畳みで両側が苔の生えた石垣が続く坂道です。浅間岩石が敷いてあります。
(残念なのは2、3年前に道をコンクリートで、岩石の間を舗装されてしまったことです。
でも、かなりゴツゴツしてて下の土が下がっていたので、別荘の方が車で出入りするのに大変だったのかもしれません。)

行くたびにゴツゴツした浅間岩石を踏みしめて、苔を眺め、別荘を見て、上まで登ります。
明治時代、宣教者もこんな風に散歩したのかな、と。
てっぺんまで行くと、普通の道路になり、幸福の谷という看板があります。どんどん別荘地として開発されているようです。

川端康成が「私が幸福の谷の山小屋を外人宣教師から買ったのは確か昭和12年の秋だったと思ふ…」と書いています。
そして堀辰雄が冬にその山小屋を借りて「風立ちぬ」の最終章、死のかげの谷を書きあげました。
もしかして…と別荘を探してみました。さて、答えはどうだったでしょう。。。(^_^)

軽井沢町発行の「軽井沢文学散歩」や、野上彰「軽井沢物語」、
堀辰雄「風立ちぬ」を読んでから行くと、感慨深いものがありますよ。
そっと訪ねてみてください。





施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
2.5
人混みの少なさ:
5.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2015/05/29

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