先に貝塚公園を見てから

3.0
旅行時期：2015/04（約11年前）

虻田・豊浦クチコミ：33件

近くの入江貝塚、高砂貝塚の出土品を解説、展示しています。展示は素朴で、数もそれほどではありませんが、当時の人々の様子が分かります。建物裏手の高砂貝塚はただの草原となっていますが、300ｍほど離れたところにある入江貝塚の方は、噴火湾が眺められる高台の公園です。
入江貝塚公園では貝塚の断面を間近で見られたり、半分復元された竪穴式住居があったりして、更に解説板があるため、当時の人々の暮らしについて、いろいろ知ることができます。貝塚館の方を見ると、更に出土した土器や土偶、石器などの実物があり、よりイメージのリアリティが増します。
先に公園の方に行き、解説を読んだり、雰囲気を味わったりしてからの方が、貝塚館内の展示物についてイメージがわきやすいと思います。ただ、駐車場は貝塚館の方にあります。
貝塚館の下にある虻田郷土資料館と合わせて、入館料が￥150円です。4月～11月の開館時期や12時～13時のお昼休みに注意して訪れるとよいです。
貝塚館のほか、郷土資料館前にもそれぞれ駐車場がありますが、公共交通機関の場合は、坂の下にある国道36号線沿いに室蘭港（または上稀府、伊達紋別駅）行きまたは洞爺湖温泉、豊浦行きのバスが停まる「高砂ひろば」バス停があります。また、かなり本数が少ないですが、貝塚館の前のひまわり団地の前に洞爺駅との巡回バス（虻田コミュニティバス）が停車します（祝日は分かりませんが、日曜日運休とのこと）。運賃￥160円で、コミュニティバスに乗れたら坂を上がらずに済みます。