オランダから奉納された回転灯籠にも歴史のひとこまが。
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- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
日光 クチコミ:27件
日光東照宮には120基を超える燈籠があり、上は御水尾天皇の中宮となった東福門院(家康の孫)から下は外様大名が寄進したものまで序列に従って整然と並んでいるらしい。これらの中で今回のお目当ては鼓楼の近くにあるオランダから献上された回転灯籠である。オランダは、鎖国下の日本において欧州の国の中では唯一交易が認められていた国であり、東照宮へは3回奉納を行っている。この回転灯籠は1643年にオランダの東インド会社から贈られた銅製燈籠でアムステルダムで製作され、長崎出島を経て陸路江戸まで運ばれたとされている。この燈籠の上側にある三つ葉葵の紋が上下逆になっている様をこの目で確認したいと思っていたのだが本当にそのとおりだった。あまり調べずに製作したのが原因とされているが燈籠自体が精巧な造りだけに俄かには信じがたい気もする。幕府もオランダ人製作のため悪意はなかったとしてお咎めなしで受け取ったとされている。燈籠を見ながら天下の難癖と言われた方広寺鐘銘事件を思い出したが、これが外様大名だったらまず取り潰しは間違いなかっただろう。それにしても逆さ葵では幕府の転覆を暗示するかのようであり、こともあろうに家康の霊廟に設置した理由がわからない。この燈籠は名に示す通り、灯を点すと回転する様になっているのだろうが、一度見てみたいものである。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
- 立派な銅製燈籠にある逆さまの三つ葉葵紋に注目
クチコミ投稿日:2015/03/29
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