土器がいっぱい

3.5
旅行時期：2015/03（約11年前）

江別クチコミ：29件

海道では、小さな資料館などは冬場はお休みしている施設が多いですが、ここは開館しています。しかし、お客さんはかなり少なめです。そのため貸し切り状態で落ち着いて見学できます。
学芸員さんに順路を案内されて2階に上がるとびっくり。一面ずらっと土器が並んでいます。一番最初なので更にインパクトがあります。土器は縄文土器ですが、中には江別式土器という分類があり、縄文時代から古墳時代の一時期、江別を中心に東北地方まで文化が広がったとの解説がありました。江別の意外な歴史が分かっておもしろいです。
国の重要文化財に指定されている出土品というのも展示されていました。中にはサケ漁にまつわるものもあり、北海道らしい地域の出土品です。北海道指定文化財の土偶も展示されています。
なお、それからは一挙に開拓の時代の展示です。石狩川を航行した外輪船、上川丸の小さな模型がありましたが、千歳川沿いの江別河川防災ステーションに行くと、迫力の原寸大模型が宙に浮いています。余裕があれば防災ステーションも訪れるとよいです。郷土資料館ではお土産などの販売はありませんが、防災ステーションではお菓子など、江別のお土産がいろいろ手にはいります。
ほかに、江別の産業の歴史の展示もあり、単純な展示方法ですが、江別のことが分かる資料館です。