日本に数例しかない黒木の鳥居形式
- 3.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:15件
野宮神社のある場所は、源氏物語にも登場(賢木の巻)する由緒のある所であり、また嵯峨野巡りの拠点でもある。同神社はとくに縁結びや子宝・安産等の神様が祭られていることもあって狭い境内に多くのカップルや若い女性グループの姿が目立つ。同神社参詣の目的の一つは黒木鳥居を見ることだった。同鳥居は樹皮のついたままの丸太材を組合せた最も素朴で原始的な最古の鳥居形式であり、日本でも数例しか残っていないといわれている。普通は朱塗りに彩色されたものとか、石造りとか、コンクリート製の鳥居をよく目にするが、黒木、白木(伊勢神宮の鳥居のように樹皮の剥かれたもの)の鳥居は古い形式のものである。同鳥居はかつては3年毎に立替えられてきたもののクヌギの木の入手が困難になり、コンクリート製の鳥居となって不評であった時期もあったらしい。現在の鳥居は四国高松の会社の寄進を受けて再び本来の黒木の鳥居となったものであり、鳥居を通る時はその特徴をよく見ておいた方が良い。ただ防腐処理のためかまるで樹脂加工されたかのような外観だったのには少しがっかりさせられた。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- やたら若い女性と、カップルで込み合ってます。
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/11/26
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