法堂にある八方睨みの雲龍図を見に
- 3.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:15件
「古都京都の文化財」として世界遺産の一部として登録されている天龍寺には2つの龍の画がある。一つは大方丈の西側、曹源池庭園(日本最初の史跡・特別名勝指定)に面した雲龍の襖絵(1957年物外道人が描いた)であり、もう一つは法堂(はっとう)の天井に描かれた雲龍図(1997年加山又造画)である。紅葉時期の近づいた嵐山の混雑を避けるため平日に出かけたのだが、雲龍図は秋の特別参拝期間中で平日でも見ることが出来た(普段は土日、祝日のみ)。法堂のほぼ10m四方の天井に、9mの円内に八方睨みの雲龍図が描かれている。堂内は釈迦三尊造、開山 夢窓疎石・開基 足利尊氏の木造が祀られているものの、広い空間となっており雲龍図のまわりを回りながら八方睨みの様を確認することが出来る。位置によっては少し目線がずれているかなと思いつつ龍の爪が5つなのに気付き、確か3爪だったはずだが・・?後で調べてみると龍の図には5,4,3爪のものがあり、日本では3爪のものが一般的で、天龍寺の龍図は例外に属するものであるらしいことが分かった。個人的には物外道人の雲龍の襖絵のほうが迫力があるように思う。法堂に入るには別途500円の参観料が必要。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 平日なのになんと中国からの観光客の多いことか
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/11/07
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