熊本市内を見下ろすように、戦国武将加藤清正が築城した難攻不落の名城です

4.5
旅行時期：2014/09（約11年前）

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熊本城は熊本市の茶臼山丘陵に建てられていた平城です。熊本城は古くからありましたが
戦国時代の武将加藤清正によって大規模な築城がなされ、現在の形になりました。
現在建てられている城は、西南戦争の時に消失したものを、過去の文献を元に忠実に改築されたものです。
熊本城は、日本三大名城の一つとして知られています。
熊本城の石垣を見ると、石垣の上が反り返っています。これは敵が石垣を登り難くするための工夫で、武者返しと呼ばれる造りで、難攻不落の城と呼ばれる所以です、近づいてみると良くわかります。
城内に入りまして、天守閣にたどりつくまでには、回廊式の通路を通ります。この回廊式にしたのは敵が攻めてきたときに、籠城した兵士が敵を攻撃しやすくするためです。
回廊式の通路を登りますと、天守閣の本殿につきます。
天守郭にも工夫が凝らされています。天守郭には「張り出し」という庇があります。この張り出しには、「石落とし」と呼ばれる穴が随所に設けられ、敵が登ってきたら、石をおとして敵を落とそうと造作されています。良く見るとその穴が下から見ることができます。
熊本城は、戦国の武将「加藤清正」が、熊本市内の小高い高台に造作した、難攻不落の名城です。