大名たちの茶道具コレクション
- 4.5
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
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by たびたびさん(男性)
心斎橋・淀屋橋 クチコミ:188件
湯木美術館は、日本料理店「吉兆」の創業者、湯木貞一が収集した茶の湯のコレクションを展示する美術館。こじんまりした広さですが、ゆっくり鑑賞するにはこれくらいが程よいかもしれません。
企画展は、「大名たちの茶道具コレクション」—遠州と不昧の蔵帳から—と銘打ち、小堀遠州が収集した「遠州蔵帳」から「瀬戸肩衝茶入 銘飛鳥川」など。松平不昧の収集した「雲州蔵帳」から「丹波耳付茶入 銘生野」「本阿弥空中作 信楽芋頭水指」など。
江戸期の文化は、町人文化にその特徴があると言われるように、武家の文化は、一般的にあまり評価は高くないように思いますが、利休の後継者である小堀遠州とともに、松平不昧も別格。むしろ、支配階級であったために、影響力も大きかったのだと思います。
ところで、小堀遠州お菩提寺、孤篷庵の再建は、松平不昧が援助したりもしていて、二人の関係を考えながらの鑑賞もまた一興ではないかと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2014/09/24
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