竿燈のための大空間。

3.0
旅行時期：2014/08（約11年前）

秋田市クチコミ：1件

竿燈祭りを目的に秋田へ行き、夜竿燈まで時間があったので見学しました。ちょうど着いた時に観光バスの団体と一緒になってしまい、一階の席は満席になりました。実演の時間が決まっているため、これは仕方のないことでしょう。

壁には竿燈が立てかけられており、その説明が終わると、竿灯会の方々が入場して実演が始まりました。この日の担当は、国際教養大学の学生さんのようでした。皆さん秋田に入学してから竿燈を始めたのでしょうか。それにしても、見事な技を見せてくれました。演技が終わると、小さな竿燈を出して体験や記念撮影が出来ました。団体さんと一緒でしたが、二つの竿燈を出してくれたため、流れも良くゆっくりと体験できました。

さて、外から見ると大きな建物ですが、竿燈を上げるためにそのほとんどが吹き抜けの大空間になっています。階段を登ると秋田の祭りや芸能について展示はあるのですが、吹き抜けの空間に付け足したような感じも受けました。秋田の民族芸能を紹介するのでしたら、もう少し工夫があっても良いのかと思うのですが。

やはり一番有名な竿燈の実演がメインとなってしまうのは、致し方無いでしょう。そのため、見学に行くには実演の時間と日にちを調べてから行くのが良いと思います。なお、入場料は赤レンガ郷土館と共通の物を買うと、両方見学される方には少々お得のようです。

http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/ak/fm/osirase.htm