中尊寺金色堂は、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表例で有る。
- 5.0
- 旅行時期:2014/06(約10年前)
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by 阿蘇美忍さん(男性)
平泉 クチコミ:5件
中尊寺金色堂は、岩手県西磐井郡平泉町の中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂である。
奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124年)に建立したもので、当代の技術を集めたものとして国宝に指定されている。堂の所有者は宗教法人金色院である。
金色堂は、中尊寺山内のやや西寄りに東を正面として建つ、方三間(正面、側面共に柱間が3間)、平面の1辺が5.5メートルの小型の仏堂である。堂は、1965年建設の鉄筋コンクリート造の覆堂(おおいどう、さやどう)内にあり、ガラスケースに納められて外気と遮断されている。金色堂は奥州藤原氏の初代藤原清衡により建立された。棟木に天治元年(1124年)の年次と共に「大檀散位藤原清衡」「女檀 安倍氏 清原氏 平氏」が物部清国を大工として建立した旨の墨書があり、この年が建立年とされている。2006年に奈良文化財研究所は、解体修理時に取り外されていた金色堂の部材をデジタルカメラを使用した年輪年代測定法で調査した。その調査報告によれば、金色堂に使用された木材の伐採年代は1114年から16年頃とされ、上記の建立年代は科学的にも裏付けられた。奥州藤原氏滅亡直後の文治5年(1189年)、中尊寺経蔵別当心蓮が源頼朝に差し出した「寺塔已下注文」(『吾妻鏡』所収)には、当時残存していた中尊寺の堂宇が書き出されているが、その中に「金色堂 上下四壁は皆金色なり」云々の記載があり、当時から「金色堂」と称されていたことが分かる。
一部、ウィキペディアから引用させて頂きました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/07/06
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