ハマナスを鑑賞した後の足休めに

3.5
旅行時期：2014/06（約12年前）

石狩・当別・厚田クチコミ：100件

石狩川の河口、はまなすの丘公園の入口にある休憩スポットです。はまなすの丘公園は、石狩川河口の砂州の上に、ハマナスやエゾスカシユリなど、北海道の海辺に咲く草花が育つ自然の草原です。一部、木道も整備され、河口まで片道約1.5ｋｍの遊歩道があります。ハマナスの香りに包まれ、海風を受けながらの散策はとても爽快ですが、往復すると少し疲れます。ヴィジターセンターには、軽食コーナーやトイレがあり、足休めにぴったりです。
軽食コーナーのイチオシは、はまなすソフトクリームだそうですが、他にもしそサイダーや「なまらうまい豚」がありました。「なまらうまい豚」は肉まんのような感じで、中味は美幌産の豚肉にあつあつのチーズがたっぷり入っています。なかなか食欲そそる味わいに、軽食では物足りない方は近くにあるカフェラウンジ、マウニの丘まで行くと、パスタやカレーなどが食べられます。
石狩のお土産も販売しています。ハマナスの香水や石けんは、はまなすの丘公園らしいお土産だと思いますが、浜益銘菓、手焼きどら焼きというのもあります。訪れた時は、何故か手焼き中華まんじゅうになっていましたが、見た目は変形したどらやきでした。
ヴィジターセンターの2階は、展望ラウンジになっています。無料で使える双眼鏡も設置してあるので、今まで通ってきた遊歩道の花々や鳥を観察してみるとよいと思います。訪れた時は、ちょうどハマナスが見頃でした。毎年、夏至のころがこのあたりでのハマナスの見頃です。他に、エゾスカシユリやハマエンドウ、ハマヒルガオが目に付きました。
ヴィジターセンターは足休めにはよいですが、更にどっぷり疲れてしまった方は、ここから1ｋｍほど市内の方へ戻ったところにある番屋の湯で休むのもよいと思います。宿泊は営業を休止していますが、日帰り温泉をやっていて、石狩湾に沈む夕日を眺めながらのんびり湯につかることができます。