嵐山の新名所、世界でも珍しい駅をとのコンセプトを目の当たりに。
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- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by モッサンさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:15件
嵐山には嵐山駅と名の付く駅が3つあり、JR、阪急電鉄、京福電鉄の3社が乗り入れている。ここでいう嵐山駅とは京福電鉄のそれである。同駅は嵯峨嵐山観光活性化の起爆剤としてグローバルなインテリアデザイナー森田恭道氏(女優太地真央さんの旦那さん)の手により二度のリニューアルが施されてきた。最初は2002年に駅ビルと駅前広場、コンコースを「嵐山はんなりほっこりスクエア」として改装し、引続き2013年に残されていたホームや券売機、駅構内の線路周辺の改装が行われている。森田氏のコンセプトは嵯峨嵐山のランドマークとし、光をデザインのテーマに置いた世界でも珍しい駅にするというものである。2次目の改装では田舎駅ではないにもかかわらず、改札口が廃止され、駅の敷地全体が自由に出入りできる広場として解放されている。またプラットフォームを中心に駅構内や周囲に「キモノフォレスト」と呼ばれる京友禅の生地をアクリルで包み直径200mm、高さ2mのポールが約600本設置されている。京友禅の柄は全部で32種類あり、アクリルポールにはLED照明が仕込まれており夜間は点灯される。時間的なこともあって昼間にしか立ち寄ることが出来なかったが、駅の周囲に着物の小径(京友禅の並木道ゾーン)、龍の愛宕池(友禅に囲まれた小さな池、パワースポット)等など見ることが出来た。機会があれば是非、夜間に京福電鉄(通称:嵐電)に乗り、光で浮かび上がる友禅の林の中を嵐山駅に乗り入れてみたいとつくづく感じた次第である。
- 施設の満足度
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4.5
- 施設の快適度:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/05/29
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