石見の銀を出荷した港。世界遺産石見銀山遺跡と その文化的景観の構成遺産
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by ぱっしょんKさん(男性)
温泉津 クチコミ:6件
温泉津沖泊は石見銀山で掘り出した銀を船で運び出したり、逆に銀山で使う物質を陸揚げする銀山の外港として機能した天然の良港です。毛利家はこの港の出入り口の両側の山上に櫛島城と鵜の丸城を築いて管理した、非常に重要な港でもあります。
この泊まりの両側の山側に一つの岩に穴が2つ空いた牛の鼻のような岩がたくさんあります。
これを鼻ぐり岩といい船を係留するのに使ってたようですが、時間の関係で長居できなかったこともあり、残念ながら実物を見つけることはできませんでした。
温泉津の町から歩いてくると、温泉津湾沿いに北上し、温泉津港を抜け、温泉津の総合運動場や総合体育館に続く道に入り、海から離れたところの右手にある沖泊トンネルを抜けると沖泊に出ます。
沖泊トンネルは道を登ると車が一台通れるほどの幅の素堀りのトンネルです。
トンネルを抜けた高台からの景色がまた素晴らしい物で、一見の価値ありです。
なお、沖泊にある県文化財の恵美須神社は2014年3月現在解体調査中で、残念ながら見る事ができませんでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 温泉津温泉街から歩いて25分。駅からだと40分強。アクセスはあまりよくありません。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 温泉津の中心から外れていることもあり、あまり混む感じではありません。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 景色としてみてもいいし、船を繋留するのに使った鼻ぐり石を探してみてもよいのでは。
クチコミ投稿日:2014/05/21
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