葉の影でひっそりと咲く鈴蘭にうっとり～♪

4.5
旅行時期：2011/05（約15年前）

by 紅映さん（非公開）

門別・日高クチコミ：2件

鈴蘭は北海道の初夏を代表する花です。平取は幌尻岳のふもとの芽生（めむ）に自生する野生鈴蘭の日本最大の広さを誇る群生地（約15ヘクタール）で、毎年5月下旬～6月中旬の約1ヶ月間一般公開イベント「すずらん観賞会」を開催しています。

群生地に足を踏み入れると、鈴蘭の甘い香りが漂ってきます。
鈴蘭は「君影草」とも呼ばれますが、その名の通り、葉の影でひっそりと咲いていますので、遠目には柔らかな草緑色の草原のようにしか見えませんが、しゃがみこんで覗きこんでみると、小さくて可憐な鈴のような花がうつむいて咲いています。

かつて多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕した鈴蘭を保護管理し10年の歳月をかけ自然の状態に回復させました。
白樺の木立に囲まれた観賞用道路から眺める白く可憐な花は平取町の町花となっています。

所管は平取町観光協会http://www2.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/suzuran.html

＊お出かけの際は、念のため改めてご自身でお調べになってみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真撮影日：２０１１．５．３０