ちょっとマイナーな印象がありますが…
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
函館 クチコミ:289件
宮崎郁雨という名前を聞いてもピンとこない方が多いかと思いますが、彼は啄木が函館にやって来た時に、精神的にも経済的にも暖かく援助を差し伸べたことで知られる人物です。しかも、啄木の妻(節子)の妹フキと結婚していますので、遠縁の身内ということにもなります。郁雨自身は家業(味噌製造業)に勤しみつつ、短歌を作り続けていて、結構長生きしたようです(1962年に77歳で亡くなったそうです)。因みにすぐ隣には、砂山影二という人物の歌碑も設置されていますが、彼は啄木を深く崇拝し、短歌に傾倒していたそうで、作風にも啄木の影響が見られるそうです。皮肉にも啄木と同じく若くして亡くなっていますが、その歳は何と20歳、夭折の啄木よりも更に若くして、青函連絡船から投身自殺をしてしまったそうです。何だかいたたまれない気持ちになりました…。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/03/24
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