貿易商の邸宅らしいデザインでした
- 3.5
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by T04さん(非公開)
横浜 クチコミ:132件
戦前の山手住宅群の中で最大の規模を誇るのものが昭和5年に設計された「ベーリック・ホール(旧ベリック邸)」で、その名の通り、元はイギリス人貿易商のベリック氏の邸宅でした。さすが裕福な貿易商だけあって、整備されたかなり広い前庭を持つ立派な邸宅です。邸宅正面玄関の柱や窓はアーチ状にデザインされ、壁は淡いベージュの色合いですから一見スペイン風ですが、2階部分には幾何学的にデザインされたイスラム風小窓があり、まるで後ウマイヤ朝(イベリア半島に開かれたイスラム王朝)時代の建物といった趣きがあり、さすが世界を舞台に活躍した貿易商らしいと思いました。邸内は綺麗に改修されてはいますが、できる限り創建当時の姿に復元したということですから、昭和初期に活躍した裕福なイギリス貿易商人の生活を充分に感じることが出来ると思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 「元町商店街」から「元町公園」内の丘を登りきった右手です
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見学者は少なくなかったものの、見学に支障はありませんでした
- 見ごたえ:
- 3.5
- イギリス人ベリック氏の邸宅ということですが、デザインはスペイン風ありイスラム風ありといった嗜好で、さすが貿易商といった趣を感じました
クチコミ投稿日:2014/03/12
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