京都鴨川の納涼床をお手軽に体験できます!
- 4.5
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by かんでりんさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:1件
京都の夏の風物詩といえば、納涼床。
鴨川沿いのお店が、木造のベランダのような床を川沿いに張り出し、その上で種々の料理の宴会が毎夜行われます。
一般にはちょっと通な店で地元の人しか行けないような、ちょっと観光できたような人には難度が高いと思われがちですがそんなことはありません。
実際、伝統的な納涼床の店はお値段高めの会席料理などを出す店が多く、そういう店は確かに懐具合も心配になりますが、最近は先斗町にもイタリア料理やバーなど、色々な業態のお店があって夏には納涼床を出していてかなり気軽に入れます。
でもやっぱりせっかく京都まで来てパスタだとかバーだとかじゃあちょっと、という方にお勧めなのがここ、藤の家さんです。
四条大橋の西詰め、交番を目印に先斗町を上がっていくと、すぐに藤の家さんの看板が見えます。間口が狭く、看板に注意しなければ見逃しそうです。
入り口を入って店員さんに案内されて細長い店の中をずーっと奥に入って階段を上がると、鴨川を望む床に出ます。
小さな納涼床で座卓が4~5ほどだったか、それぞれに3~4人が席についてゆったりと楽しんでいます。
食事は天ぷらコースにするか串揚げコースにするかの2択だけです。いずれも4,000円で、煮物や焼き物にメイン料理で、うなぎの蒲焼きが最後に出ますが追加でご飯をもらって締めのうな重にしてもらうことが出来ます。
4,000円は安いと思います。お酒を足しても5,000~6,000円。納涼床で和食でお酒を飲むと料理だけで10,000円超える店も珍しくない中、これほど気軽に納涼床を楽しみ、和食を楽しめる店はあまりないのではないかと思います。
雰囲気は最高です。
京都の夏は盆地なのでものすごく暑いのですが、川沿いで風に吹かれていると意外なほどの涼しさです。夕暮れの川面や、日が暮れてからの対岸の明かりなど実に風流です。
注意点が2つあります。
小さな店で平日でも大抵満席なので、事前に予約しておく必要があります。
平日なら2~3日前でも大丈夫です。
もう一つは日没時間です。
私は7月の半ばと、8月の下旬に訪れましたが、いずれも19時からの予約にしたところ、8月下旬ではすっかり日が暮れていて、夕暮れの景色は楽しめませんでした。
夕暮れと夜景の両方が楽しみたい時は、7月なら問題無いですが8月は18時にした方が良いと思います。
日中の京都観光の締めに、是非とも事前に予約してから京都を訪れてください。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- 阪急河原町駅、京阪祇園四条駅からすぐです。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 安いとはいえませんが、この値段で納涼床が体験できるなら良いです。
- サービス:
- 4.0
- 混んでる時でも意外に手際よく食べ物が出てきます。
- 雰囲気:
- 4.5
- 納涼床の雰囲気が十分に楽しめます。
- 料理・味:
- 3.5
- リーズナブルな値段で美味しく楽しめます。
- バリアフリー:
- 3.0
- 古い日本家屋なので良いとはいえませんが…
- 観光客向け度:
- 4.5
- 観光で京都に来た人には敷居が高いと思われがちですが、気軽に入れます。
クチコミ投稿日:2014/02/03
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