北海道の鉄路の玄関口
- 3.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
松前半島 クチコミ:101件
津軽海峡をくぐった列車が最初に停まることが多い北海道の玄関口の駅です。
函館まで特急で30分あまり。
多くの人が青森と函館を結ぶ特急を利用し、木古内は車窓から眺める、ホームも狭い通過駅程度に考えると思います。
しかし、江差線の江差方面との分岐駅であったり(2014年5月まで)、松前行きの函館バスのバス停が駅前にあったりと、意外にも交通の中継点でもあります。
松前行きの路線バスは1日に10本程度(2014年1月現在)、江差線江差行きは1日に6本です(平日・土日休日)。
青森方面への特急も1時間に1本程度で、1日に10往復停まりますが、それ以上に貨物列車がたくさん通過していきます。寝台特急(北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレス、はまなす)は停まりません。
駅は橋上駅で、窓口も6時~20時まで営業し、待合スペースにベンチがあるほか、飲み物の自販機もあり、また、小さいながらもキヨスクも7:40~18:30まで営業しています。小さいだけあり、お土産はわずかしか販売されていませんでした。以前まで駅の入口付近に地元の物産などを売る店が入っていたのですが、2014年1月現在、エレベーター新設工事のため、閉鎖されていました。なお、駅前、歩いて1~2分のところにドラッグストアのツルハの大きな店舗があり、パンやお菓子、各種飲料まであって便利です。また郵便局も駅前にあり、ATMも利用できます(8:45~18:00)。ATMは、土日休日も時間は短くなりますが、開いています(土~17時、日・休~15時)。コンビニは駅の近くには見当たりませんでした。
木古内は1月中旬に行われる寒中みそぎのイベントがありますが、駅正面にもその絵が描かれています。駅前の通りを500mほど行ったみそぎの浜と、駅裏500mほどの佐女川神社で行われますが、2日目のみそぎ行列が駅の跨線橋を通って、みそぎ広場から神社までを行進します。みそぎを行う行者が行列に加わるのは3日目ですが、駅は通りません。
既にだいぶ出来上がっていましたが、2015年度末には北海道新幹線の木古内駅が新たに誕生します。開業後は、江差線も木古内~江差間は廃止(2014年5月)され、木古内駅の特急は勿論無くなります。寝台特急も無くなるものが既に決定されています。木古内~函館は貨物は利用されるようで、分岐線などが新設されていましたが、旅客は第3セクターになるのかもしれません。雰囲気や人の流れがだいぶ変わると思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 施設の快適度:
- 2.5
- バリアフリー:
- 2.0
クチコミ投稿日:2014/01/21
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