八幡の桂川・宇治川・木津川の三川合流点の御幸橋
- 3.5
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
八幡・城陽 クチコミ:77件
「橋本」は行基(ぎょうき668−749年)が725年に架けたと言われる「山崎の橋」のたもとにあるのが地名の由来で紀貫之(866−945年)の「土佐日記」にも登場する。「橋本」は京街道の宿場町であり、宿泊客の多くは男山・石清水八幡宮に参拝する人達だった。「山崎の橋」は何度も流され、文禄年間(1592−1595年)の架橋後は1930年に八幡の桂川・宇治川・木津川の三川合流点に、御幸橋(木津川御幸橋352m、淀川御幸橋262m)が架設されるまでは、対岸の山崎とは「山崎の渡し」と呼ばれる渡し船で往来していた。「山崎の渡し」は1962年まで運行しており、谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう1886−1965年)は『蘆刈』(1932年)で「男山はあたかもその絵にあるやうにまんまるな月を背中にして全山の木々の繁みがびろうどのやうな津やをふくみ---」と山崎の渡し舟からみる男山の光景を描いている。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/09/09
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