明治初期から昭和にかけての社宅の生活様式の変化が見られます
- 4.0
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by キートンさん(男性)
朝来・生野 クチコミ:1件
生野は明治時代の近代化で、鉱山、工場、鉱石輸送路、水路、職員住宅などが一体的に開発された全国でも珍しい鉱山町です。
「旧生野鉱山職員宿舎」には、官営鉱山であった頃の明治9年に官舎として建てられた3棟と明治29年に三菱の社宅として建てられた1棟の計4棟の建屋が残っています。
生野に現存する職員住宅のなかでも最も古く日本人の近代の生活様式を残す貴重な遺構です。
建屋の内部は明治初期、大正期、昭和初期の状態に復原されていて、生活様式の時代変化を見ることができます。
4棟のうち1棟が「志村喬記念館」になっています。
黒澤明監督の20作品に出演した志村喬は、父親が三菱生野鉱業所の冶金技師で、明治38年に生野町生野鉱山社宅で生まれました。
志村喬に関する資料、写真、解説の展示のほか、代表作のポスターなど黒澤映画ファン垂涎の展示品も多々あります。
残念ながら肖像権の関係で志村喬の写真や展示品は撮影禁止になってます。
開館時間は9;00~17:00
休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始
入場料は無料
平成22年9月に、現存した建屋を整備して開設された、比較的新しい施設です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- JR生野駅から徒歩15分
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- すいています
- 見ごたえ:
- 3.5
- 志村喬記念館もあり、無料で見学できる施設としては見ごたえあります
クチコミ投稿日:2013/09/07
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