『ひょっこりひょうたん島』のモデルになった島

4.0
旅行時期：2013/04（約13年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

山田・大槌クチコミ：39件

大槌町（おおつちちょう）の大槌湾に浮かぶ蓬莱島（ほうらいじま）は、かつて井上ひさし氏が手がけたテレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』のモデルだとされています。

その蓬莱島は、大槌湾北部の赤浜地区あたりから見るのが一番近く、はっきりひょうたん型をしているのが分かります。赤浜地区へは町の中心から５ｋｍほど。
以前は、蓬莱島と赤浜地区の陸地は３４０mの長さの防波堤で結ばれていたそうですが、東日本大震災の津波でその防波堤は破壊され、私たちが訪れた２０１３年４月下旬には復旧作業中でした。
２０１３年秋には工事が終わるようなので、下記の大槌町のサイトで確かめて行ってみるのもいいのでは。
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/

画像に出ている蓬莱島の赤い灯台は、震災後の２０１２年に再建されたもの。
大槌在住者からデザインを公募して造られたのだそうです。
島にはもう一つ建物が見えていますが、ここには古くから弁財天を祀ってあるとのこと。

震災後は、『ひょっこりひょうたん島』の♪苦しいこともあるだろさ　かなしいこともあるだろさ　だけど僕らはくじけない　泣くのはいやだ笑っちゃお　すすめー　ひょっこりひょうたん島♪の歌詞を含むテーマソングが、大槌町の正午のチャイムになっているようです。
私たちが大槌に到着したのは１２：３０で、聞くことができず残念でした。