もの悲しさを感じる橋梁
- 4.0
- 旅行時期:2009/06(約17年前)
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by はまちゃんさん(男性)
斜里 クチコミ:4件
「第一幾品川橋梁」は、斜里町にあるコンクリート製の鉄道橋です。“越川橋梁”とも呼ばれており、1939年に越川駅 - 上越川駅間の国有鉄道根北線の橋梁として建設が開始されたが、1941年には太平洋戦争の影響による物資欠乏のため根北線の建設は中断される。この橋梁はほぼ完成した状況にあったが、戦後になっても根北線の越川より根室標津方が開通することのないまま、1970年に根北線自体が廃止され、結果として一度も使用されることはなかったものです。1998年には歴史的な文化財と認められ、文化庁から登録有形文化財に指定されています。建設にあたって多くのタコ部屋労働者が使役され、11人の者が命を落としたとされている、何かもの悲しさを感じる橋梁でした。鉄道ファンの方にオススメします。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 鉄道ファンにとって
クチコミ投稿日:2013/08/07
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