霧立つ神仙沼
- 4.0
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
雷電・岩内 クチコミ:31件
霧立ちこめる神仙沼に行ってきました。沼の前の木道に座ってしばらく眺めていましたが、ときどきかかる白いスモークに、奥の樹林からは神、仙人が姿を現わす時を見計らっているかのごとく、針葉樹の樹影が濃くなり薄くなり、うすぼんやりと白い霧のカンバスにその姿を投影していました。ただ、残念なことに人気の観光スポットで休日だったこともあり、観光客の団体の喧騒のためなかなか神や仙人は登場するチャンスがなかったようです。朝早くなど、人がまばらな時間帯でないと難しいかもしれません。沼まではニセコパノラマラインの道道66号線から木道が伸びています。駐車場と目の前にレストハウス(9時~17時。夏季のみ。)のある入口から、潅木が生い茂る中、4~5mほどアップダウンがあると思われる木道を1kmほど行きます。意外と距離があるので時間には余裕を持って行きたいところです。沼の手前から湿原の中を進み、一番奥が神仙沼です。途中、長沼や大谷地へでる分岐がありますが、標識が立っているのでよく見ながら進むとよいと思います。公共交通機関によるアクセスは悪く、JRニセコ駅~五色温泉のバスが夏季の土日休日のみ1日2本停まります。駅からのバスは昼近くと午後にしかないため、朝早く見たい場合は、観光ツアーや車、バイクで来る必要があります。足に自信があれば五色温泉に宿泊して、イワオヌプリ、大沼、大谷地湿原を越える5~6km山道を進むとよいですが、岩がゴロゴロしていたり、急な傾斜を登ったりする本当の山道なので登山靴などが必要だと思います。なお、訪れる時期ですが、地元の人なども紅葉の秋を勧めてきます。晴れ上がった空に鮮やかな紅葉と針葉樹を澄んだ水面に映す、美しい上下対称のその姿は、一生忘れられないといいます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- バリアフリー:
- 2.0
クチコミ投稿日:2013/08/05
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