海が近い!桜島が一望できる庭園です
- 4.0
- 旅行時期:2012/08(約12年前)
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by つるまるこさん(女性)
鹿児島市 クチコミ:2件
アクセスには鹿児島市内の観光スポットをぐるりと巡るバス「カゴシマシティビュー」を利用。
薩摩義士碑前から城山展望台を経て、バスは錦江湾を右手に進み、仙巌園へと到着しました。
江戸時代初期の1658年、当時の薩摩藩主島津光久によって築かれたこちらの庭園。
四季折々の美しさに加え、桜島と錦江湾を借景に取り入れた雄大な風景が楽しめる庭園として知られています。
さらに幕末には、この敷地内に当時の藩主であった島津斉彬がヨーロッパ式製鉄所やガラス工場を建設するなどの近代化事業(集成館事業)をおこしました。その建物は「尚古集成館」として現在も保存されています。
庭園の門をくぐると、いきなりお目見えするのが巨大な砲台。
幕末の薩英戦争で使用された鉄製150ポンド砲のレプリカだそうです。
砲台製造は集成館におけるメイン事業のひとつであったそう。
この砲台、3kg以上ある鉄の弾を3~4km飛ばす威力があったそうです。
園内は、いわゆる日本式の庭園でありながら、中国風の庭園作法も随所に取り入れられており、独創的な景観をつくりだしています。
南国らしい植物もあちこちで見受けられ、さながら亜熱帯の植物園のような風景も楽しめます。
また、島津家の家紋がしるされた当時の建物の一部があちこちに残されています。
なんといっても一番のみどころは「借景庭園」!
錦江湾を池に、桜島を築山にみたてた、スケールの大きな庭園風景が広がっています。
海と山(島)とをこれだけ間近に楽しめる庭園は、おそらく日本でもこの仙巌園だけではないでしょうか。
鹿児島を訪問された際にはぜひ楽しんでいただきたい風景です!
ちなみに、私が訪問した日は残念ながらあいにくの曇り空^^;
桜島の頂上部はすっぽり雲に隠れてしまっていましたが、それでも、目の前に雄大な景色が広がっていました。
今度は快晴の日にぜひ訪れたいです!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 観光巡回バスの利用がおすすめ
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
- 桜島が一望できます!
クチコミ投稿日:2013/06/09
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