石割桜を見終えたら、龍谷寺のモリオカシダレも

3.5
旅行時期：2013/05（約13年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

盛岡クチコミ：43件

石割桜のある盛岡地方裁判所からだと、国道４５５号線（小本街道）を北上、徒歩１０分ちょっと。
名須川町の７−２に、禅寺の龍谷寺があります。
私が行った朝の７時前には既に山門が開かれていて、無料で桜見学ができました。

龍谷寺のモリオカシダレは、１９２０年（大正９年）に、国の天然記念物調査員によって発見された新種の枝垂桜。エドヒガンオオシマザクラの雑種なのだそう。
１９９３年（平成５年）の測定によると、根元周りは２．２ｍ、樹高６．１ｍ、枝張りは８ｍで、樹齢は約１５０年。
国の天然記念物に指定されたのは、１９３６年（昭和１１年）９月３日だったそうです。

白く儚げな花色ですが、見る角度によっては、花が盛大についた枝が垂れる様子が華やかにも見えます。
根元には子安地蔵尊が置かれていて、花との取り合わせが風流でした。

ここだけを目指して行くとすぐに見終わるので、石割桜のほか、周辺の北山寺院群も併せて見学して行くのがお勧めです。
北山寺院群には、五百羅漢で有名な報恩寺、鬼の手形伝説で有名な三ツ石神社も含まれています。