航海の無事を祈願する「航海記念塔」
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- 旅行時期:2011/12(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
八幡・城陽 クチコミ:77件
神應寺山門横にある航海記念塔(こうかいきねんとう)は大きな五輪石塔で重要文化財に指定されている。高さは6.08m、幅2.44mに及ぶ日本最大規模のもので、下から地輪、水輪、火輪、風輪、空輪という。五輪石塔は、石清水八幡宮の宮寺だった旧極楽寺の境内に建立されたもので寺は廃寺となって、この石塔だけが残ったとのこと。石塔建立の起源や作者は不明だが、石塔にまつわる多くの言い伝えが残されている。
八幡神を九州の宇佐八幡宮から勧請した大安寺の僧、行教の墓との説、平安時代の末期に摂津国、尼崎の豪商が入宋貿易帰途の海上で 大シケにあい、石清水八幡宮に祈り無事に帰国できたことを感謝し、1171~1174年の承安年間に建立したものとの説などがある。現在は船乗りたちが航海の無事を祈願に訪れるようになったことから「航海記念塔」と呼ばれている。
また、鎌倉時代末期のこと、1274年と文永の役と1281年の弘安の役の蒙古襲来に際して西大寺の僧、叡尊が石清水八幡宮で祈ったところ、神風が吹いて 元軍が敗れ去り、叡尊が彼等の供養をするため建立したとの説もある。
京阪八幡市駅から徒歩5分
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/12
いいね!:3票
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