「八幡竹(はちまんだけ)」を電灯に使ったエジソンの記念碑
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- 旅行時期:2011/12(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
八幡・城陽 クチコミ:77件
男山山上の石清水八幡宮境内にエジソン記念碑が建っている。発明王トーマス・アルバ・エジソン(1847−1931年)が八幡の竹を使って白熱電球の実用化に成功したことを記念し、建立されたもの。
エジソンは、生涯に1300もの発明を行ったとされ蓄音機、電話、レコードプレーヤー、電気鉄道、鉱石分離装置、白熱電球などの実用化で全世界の文明を向上させている。白熱電球の実用化では激しい開発競争があったそうだ。エジソンは白熱電球の点灯時間を飛躍的に延ばすため、動物の爪、植物の繊維など6,000種を超える材料で実験、扇に使われていた竹で良い結果を得たので世界各国に最良の竹を求めた。
1880年、エジソンの特命を受けた助手のウイリアム・H・ムーアーは、2代京都府知事の槙村正直から「竹なら八幡か嵯峨野がいい」と紹介され、男山付近で採取された真竹がエジソンの元へ送られた結果約1,000時間も明かりを灯し続けるという驚異的な成果を出した。この結果男山の竹はセルロースのフィラメントにとってかわり1894年までの約10年間、「八幡竹(はちまんだけ)」の名でエジソン電灯会社に輸出され、数百万個の馬蹄型フィラメントの白熱電球が全世界に貢献した。
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/12
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