高倉天皇と小督の悲恋を伝える「琴きき橋跡」の石碑
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- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:40件
小督(1157年頃−1200年頃)は寵姫でありながら高倉天皇(たかくらてんのう1161−1181年)の正妻で時の権力者、平清盛(たいらのきよもり1118−1181年)の娘・中宮徳子(ちゅうぐう とくこ1155−1214年、後の建礼門院・けんれいもんいん)よりも天皇の大きな寵愛を受けたために清盛の怒りを買って嵯峨野に逃げるように隠遁した。渡月橋の北詰脇には小督を忘れられない高倉天皇から小督の捜索を指示された源仲国が小督が奏でる琴の音を聴いた「琴きき橋跡」の石碑がある。
小督への思いを断ち切れない高倉天皇は源仲国に捜索させ仲国は琴の音を頼りに小督を見つけだし宮中に連れ戻す。再び天皇の寵愛を得て範子内親王を生むが清盛の目をのがれることはできず宮中を追われ清閑寺で出家させられた。その後、嵯峨に身を隠し、21歳の若さで清閑寺で亡くなったといわれている。
アクセスー電車 、京都駅から山陰本線で「嵯峨嵐山」下車(快速で約15分/普通で約25分)、市バス嵐山大覚寺行きで「嵐山天竜寺前」下車 徒歩5分
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/08
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