目の前の苔に覆われた庭は、哀れな白拍子4人の悲話が思い出される
- 3.5
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by Funny Hermitさん(非公開)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:16件
祇王寺は、二尊院から奥嵯峨野方向へ向ってしばらくのところにあった。そこは、小倉山の麓でカエデと美しい竹林に覆われて薄暗い。この祇王寺は、平家物語で語られた悲恋のヒロイン白拍子・祇王、祇女姉妹ゆかりの尼寺。藁葺き屋根の本堂、竹薮の小道、庭一面の苔、そしてカエデや竹林が美しい。庵では静かに座り、庭を見つめていると、哀れな白拍子4人が隠棲した悲話が思い出される。庵内の控えの間にある丸窓(吉野窓と言うらしい)は、光の入り方によって影が虹色に映るという不思議な窓。境内のカエデも紅葉し、瑞々しい苔の上は色鮮やかな落ち葉で埋めつかされ心癒された。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/01/13
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