赤い頭巾の石地蔵がたくさん並ぶ荒れ地
- 4.0
- 旅行時期:2009/02(約17年前)
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by たびたびさん(男性)
那須 クチコミ:23件
殺生石は、那須湯本温泉の高速バスのバス停から歩いて10分ほど。ちょっと、物騒な名前ですが、謂われは、鳥羽上皇が寵愛した女性、これが実は九尾の狐の化身。正体を現した狐は数万の軍勢によって殺され、石となったのですが、その後、ある和尚がこれを打ち砕き、そのかけらが全国に散ったのだとか。ということで、この殺生石は毒ガスを吐いて、今でも悪さをしているのでしょう。ちなみに、芭蕉も「おくのほそ道」で、ここを訪ねています。蜂や蝶がたくさん死んでいたと書かれているので、当時の方が今より勢いがあったのかもしれません。ただ、今は、そんなに恐ろしくはありません。赤い頭巾の石地蔵がたくさん並ぶ荒れ地の奥の方、岩場の一角がひっそり煙を吐いているだけでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/09/04
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