胎蔵界結縁潅頂
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by kasuzouさん(男性)
高野山周辺 クチコミ:5件
GW高野山旅行を思い立ち、色々調べるうちに、ちょうど「結縁潅頂」という儀式が行われる時期で、しかもだれでも参加できると知り、壇上伽藍の金堂で行われる胎蔵界結縁潅頂(たいぞうかいけちんかんじょう)に参加しました。
結縁潅頂は、仏様との縁を結び大日如来の智慧を注いでいただくことにより、仏の心と智慧を導き開くものだそうで、春と秋に行われています(秋は金剛界)。
まず参加申込みは根本大塔内の特設カウンター(?)で。入壇料3,000円をお納めし、整理券を頂きます(入檀は時間を区切って班分けされており、13時ころに申し込んだ私がもらった整理券は14:30開始の第10班でした)なお、この結縁勧請の期間中は根本大塔は入場無料となってます。
時間になると、金堂に集合します。ひと班のメンバーは50人ほど。金堂の外廊下に整列し、「南無大師遍照金剛」(なむたいしへんじょうこんごう)の真言を唱え続けながら暗い大伽藍・金堂に入壇し、 阿闍梨様から手の組み方と、唱える真言を教えていただきます。そして「おんさんまやさとばん」と三昧耶戒真言が溢れかえる場内で順番がくるのを待ちます。寺社仏閣への興味は、美術的あるいは文人類学的見地からしかない私ですが、暗い空間に沢山の見知らぬ人とおしこまれ、みんなと一緒に真言を唱える異様な雰囲気に、なんだか人々が宗教に魅せられる理由が少しわかった気もしました。
すこしずつ金堂の奥に進み入り、自分の順番がまわってきました。ここからは、両目を覆われ、何も見えない状態で横についた僧侶の指示に従って進んでいきます。そして組んだ手の先に葉っぱを挟み、指示通り手から離します(目隠しで見えていませんでしたが、この時に曼荼羅の前にたち、曼荼羅に向かって葉っぱを落としています)。すると、横手から「大日如来っ」と声がかかります。どうやら落とした葉っぱが大日如来の上に落ちたよという事らしいですが、これは前の人も次の人もみんなみんな大日如来らしいです。
やがて目隠しが解かれ、目の前には曼荼羅(まんだら)の中に今自分が落としたと思われる葉っぱが置かれていました。そして「これで大日如来とご縁が結ばれました」とのお言葉をいただきます。うーん、なんだか出来レースってのがなぁ…一応、密教世界を体現する曼荼羅に花を投ずることによって、「仏縁」を結んだということになるそうです。でもなあ、曼荼羅にはあれだけたくさんの仏様がいるのに全員大日如来ってのがなあ。まあ、密教だし、こういうことなのかなぁ…
最後に、占い師のブースのように5~6人の阿闍梨ブースが立ち並ぶ別の場所に移り、阿闍梨様より頭に水を注いでいただき、なんだかお言葉を頂きますます。ここのお言葉は担当の阿闍梨様によって長さも内容も色々。私は至極カンタンな内容でしたが、妻はなんだか長々とお言葉を頂いたようでした。
あと、参加者には御札やら何やらが頂けるうえ、出口のところで「結縁潅頂」と書かれた御朱印もいただけます(御朱印は有料)。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2012/06/27
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