JR奈良線 城陽駅下車 北へ約600m、城陽市の久世神社
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- 旅行時期:2011/10(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
八幡・城陽 クチコミ:77件
城陽市の久世神社は旧久世村の産土神で、祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。華霊天神若王社と称したが明治初年、久世神社に改めている。JR奈良線 城陽駅下車 北へ約600m、
近鉄京都線 久津川駅下車 南東へ約800m
伝えによると祭神の日本武尊は死後西に白鷺となって飛び去り、その鷺が留まった地を鷺坂山と言い、この地にまつったのが始まりとされる。万葉集で詠われている白鳥の鷺坂山はこの地とのこと。
久世神社境内前には万葉歌碑が建っている。
山城(やましろ)の 久世(くせ)の鷺坂(さぎさか) 神代より 春は張(は)りつつ 秋は散りけり と刻まれている。
山背の久世の鷺坂は、神代の昔から、春は草木が芽を吹き、秋は黄葉(もみじ)して散るのである、の意。
この地鷺坂(さぎさか)には柿本人麻呂(かきのもと の ひとまろ、660頃−720年頃)もたびたび訪問しており柿本人麻呂の歌とされている。
現在の本殿は室町末期の建立で一間社流造、桧皮葺き。小建築であるが木割は比較的大きい。
「遺跡の宝庫」と呼ばれる城陽市では、約150基の古墳が確認されている。
南北に流れる木津川は大和に通じており、城陽の古墳群は大和の権力とつながりを持った有力な支配者のものと考えられている。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/03/03
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